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作業場での扱いやすいさ

Toolox®は各種加工がしやすく、工場での扱いやすさに優れた、ESR特性を持つ工具鋼です。

予め硬化処理された工具鋼を使用すると、ファブリケ-ション時の応力除去や熱処理が不要になります。これにより 工具製作のリードタイムを短縮することが可能です。 Toolox®を使用することで、工場での機械加工を簡略化し、市場に届けるまでの時間を短縮することができます。

Toolox®はエレクトロスラグ再溶解(ESR)鋼の特性を持つため、高い均質性と清純度が特徴です。このため、機械加工、研磨、テクスチャリング、EDMに最適です。さらに、合金含有の低いToolox®は同等の硬度を持つ従来の工具鋼に比べて、熱切断や溶接が容易です。

主な特徴

  • 残留応力が少ない。焼き戻し処理を高温で行うことで残留応力を低く抑えます。通常、強機械加工後も応力除去は不要です。
  • 優れた特性と純度。これはToolox®がESR品質素材に相当し、優れた切削性を発揮することを表します。
  • テクスチャリング、研磨、EDMがしやすい。特殊制御された二次的な冶金プロセスを軽圧下(CSR)スラブ鋳造プロセスを組み合わせることで、極めて清浄度が高く、偏析ほぼゼロのToolox®が作られます。
  • 熱切断や溶接が容易。効果的な焼入装置を使用することで、合金含有量が低く、工場での扱いやすさに優れたToolox®が出来上がります。

    工場でのToolox®の取扱いについて詳しくは「機械加工について」 をお読みください。

お客様の声

Nybro Steel ABの生産エンジニア、Tommy Petersson氏は言います:

「森林機械用のラックにToolox® 33を試してみたところ、その扱いやすさにとても驚きました。さらに、片面を大量に除去したにもかかわらず、完成品は驚くほど寸法安定性に優れていました。Toolox®は時間や材料の大幅な節減につながっています」


Toolox® 44のドリル穴あけ

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