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有効積載量と燃費の向上

 

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有効積載量と燃費の向上

ブラジルをはじめとする中南米の農業・工業市場の主要企業TRIEL-HT, は先日、Strenx高性能鋼板を三軸タンクセミトレーラーの新車体設計に採用しました。 成果: 積載能力5%アップ - さらに、大幅なコスト軽減。

TRIEL-HT Groupは道路用機械、農業・工業用ロジスティクス、特殊車両のための高度技術ソリューションを提供する、ブラジルのファミリー企業です。 TRIEL-HTの製品は業界最高水準として高く評価されており、同社は顧客のために常に性能の向上に努めています。 

先日、同社は自社製3軸タンクセミトレーラーの積載能力アップを狙った新設計を発表しました。 この開発プロジェクトで大きな役割を果たし、目覚ましい成果を生み出したのがSSABのStrenx®高性能鋼板でした。

より優れたソリューションを目指して
同グループのハイウェータンクエンジニアリング開発マネージャーのElton Arenhart氏によると、新ソリューションのきっかけとなったのは、液体貨物輸送における市場の競争とエクセレンスの追求でした。 

「以前は投入コストが低かったため、車両の重量は懸念材料ではありませんでした。 ここ数年で、価格が予想より上がったことから、機械の向上につながる製品を探していました。 この点を踏まえて、当社は積載能力アップと車体の軽量化に注目するようになりました」

最大積載能力向上とコスト軽減
一般的に、3軸タンクセミトレーラーの車体の最大積載能力は35トンです。  しかし、Strenx高性能鋼板を使用した車体とアルミ合金タンクの開発により、TRIEL-HTは2トンの車両重量減に成功しました。 つまり、新タンクトレーラーを搭載した車両の実質積載能力は37トンになります。 

これは非常に大きな成果だ、とArenhart氏は言います。

「実質積載量アップにより、機械とTCGWの軸形状はそのままで5%の収益増を実現することができました。 積載能力5%アップにより、ディーゼル、タイヤ。メンテナンス等の投入コストを相殺できます。 例えば、トレーラーが毎月4トリップ走行する場合、795€以上の収益アップとなります」

また、タンクセミトレーラーは積荷場所に到着するまで空の状態であることから、ルートも考慮すべき重要な要素です。 

「2トン減はあきらかに燃料の節約につながっています」とArenhart氏は説明します。  「メリットは車両が大型であればあるほどよりはっきりと実感できます。 37トンの積載能力を持つ18台の車両から、収益アップに加えて、ひと月あたり14,090€を節約することができます。

つまり、ステンレススティールや従来の合金を使用して作られたタンクセミトレーラーと比べると、Strenx®製のタンクセミトレーラーとアルミ合金を使用した場合、わずか10ヶ月で投資を回収できます。 

イノベーション重視
新車体設計の製品開発プロセスは困難や障害なくスピーディに進みました。 このプロジェクトでは原材料の品質の高さを実感した、とTRIEL-HT エンジニアリングディレクターの Marciano Dalla氏は説明します。

「SSAB高強度鋼板を採用することで革新的な製品を開発することが可能です。 「当社はStrenxの利点を理解した上で、より強く軽い製品作りに使用しています。 これにより軽量化、性能向上、機械の寿命向上といったメリットを享受しています。 Iさらに、SSAB技術サポートがプロジェクトのために各種サービス、知識、リソース、方法をシェアしてくれます。 

「どんな状況でも機能をしっかり果たす製品を提供できる、セミトレーラーの新設計プロジェクトをつうじて、会社として順調な方向に進んでいること、そしてお客様に満足頂いていることを改めて実感しました」